Savoy、休止状態からの復活
Kunstpausen over for Savoy - 10/08/04
元記事:Jonas Tjersland in VG 英訳:Jakob S. 翻訳:Mayumi

ポール・ワークター=サヴォイと妻のローレンは、スタジオでの作業に飽き飽きしている。今、Savoyファミリーはスタジオの外へ出て、人々の前で演奏したがっているのだ。

今度の土曜日(訳注:「金曜日」の間違い)に、Savoyは、ノルウェーでは7年ぶりになる公式コンサートを行う。ポールと妻のローレン・ワークター=サヴォイは、今週末にRaumaRockでも演奏する予定だ。しかし、Øya Festivalへの参加は重要な意味があった。ツアーを始めるきっかけとなったのは、フェスティバルに出演するバンドのブッキング担当者、クラース・オルセンからの一本の電話だった。それがSavoyをコンサートの冬眠生活から目覚めさせたのである

「(電話をもらったのは)ちょっとうれしかったよ。クラースは、去年の11月に何曲かの初期バージョンを聴いたらしいんだ。どこで音源を手に入れたのか知らないけれどね。とにかく、電話をもらって、イエスと返事をすることにしたんだ。僕らは、このフェスティバルに参加するべきだと感じたんだよ」とポール・ワークター=サヴォイという。

Middelalderparkenで行われるコンサートは、8月30日発売予定の彼らの5枚目のアルバム『Savoy』のリリースにさらに加速をつけた。

「プレッシャーを感じながらプレイするときは、いつだって緊張するんだ。でもこんな反応をもらえるのはうれしいね」とポール。

前アルバム『Reasons to Stay Indoors』は、3年前にリリースされた。それからというもの、ポールは、a-haと、今度6歳になる(訳注:5歳の間違い)息子のトゥルー・オーガストにかかりっきりだった。a-haのスターは、妻と一緒にニューヨークのアパートに暮らしている。そこで、アルバムのほとんどが制作された。

「曲をここに持ってくると、曲を作った場所から明らかに影響を受けていることに気づくよ。土を捜し求めてニューヨークのど真ん中に座りこんでいるようなものだね」とポール。

「ええ、このアルバムはニューヨークからたくさん影響をうけているわ」とローレン。

マグネ・フルホルメンのように、ポールも自分のレコード会社を始めた。パートナーは妻のローレンとドラマーのフロード・アンランドだ。ユニバーサル・ミュージックのSonet社から配給される。これまでにバンドが売り上げたアルバム総数は約20万枚にしかすぎない。しかし、ポールはセールスの数字にはあまりこだわっていない様子だ。a-haのソングライターをつとめるポールにとって、Savoyの売り上げを心配する必要はない。

「ヨーロッパを担当するマネージャーがひとりと、イギリス、アメリカの担当が一人ついている。この仕事に家賃の支払いがかかっているわけではないんだ。外国に売り込みに行くことが目的ではないんだ。フロードをがっかりさせるだろうけど」とポールは笑う。

バンドは、9月20日から1ヶ月におよぶノルウェーツアーを開始する。女性メンバーのみのバンド、Furiaから新たにベーシストのマヤ・ヴィクも加わった。

「まるでAbbaみたいだよ」とポール。幼いトゥルー・オーガストと一緒にノルウェーを旅することを心待ちにしている様子だ。

「小さい場所でこそ最高のギグができるんだ。子供も同行しているから、かっこいいライブにしようと計画を練っているよ」とポール。


VGの『Whalebone』のレビュー(ラジオシングル、発売元:Eleventeen/ユニバーサル)

Savoyの最新アルバムの好意的なプレビュー

6点中5点

『Whalebone』はポール・ワークター=サヴォイの手による名曲だ。夏のけだるい夜にぴったりの暖かく、物憂げな美しいポップソングに仕上がっている。
ここでは、単に、魅惑的な曲の話しをしている。趣味がいいアレンジ、すばらしいハーモニー、そして透明感があるサウンド。
ふわっとした旋律にゆっくりと虜になっていく。もう一度繰り返すが、ワークター=サヴォイは、いかにすばらしいソングライターであるか実演してくれた。ポールと一緒に歌っているのは妻のローレン・サヴォイ。プロデューサーはフロード・ヤーコブセン。MadrugadaのベーシストでSavoyのメンバーでもある(訳注:著者の間違い)。

レビュー:エスペン A. ハンセン